Macのタイムマシーンに助けられた話

みなさんこんにちは

Team仁のneuです

 

 昨日(4月29日)、久しぶりにTeam仁のメンバーが集合しゲーム実況動画を撮った。撮影は私のMacBook Proで録画、録音をした。14:00~16:30に1回目の収録をして小休憩。その間に動画のデータを保存し、音声データをMP3でバウンスした。しかしここでちょっとした問題が起きた。バウンスした音声データが再生できないのだ。ainiが時間が経てば聞けるようになると言ったのと時間がなかったので、ひとまずプロジェクトを『5』という名前でデスクトップに保存して次の撮影を開始した。私はこの時録音に使っていたLogic Pro Xで新しくプロジェクトを作るのではなく、すでにあるオーディオを消して再度録音を開始した。

  17:00~18:00で2回目の収録を行い、再び音声データをバウンスした。しかしなんと2つ目の音声データも再生できない。ただ時間が経てば再生できるようになるのではないかという考えでしばらく放置することになった。ここで念のため再びプロジェクトを保存した。しかしこれは大きな失敗だった。このプロジェクトはさっきも言った通り前のプロジェクトの音声データを消して再び録音したものなので、さっき保存したプロジェクトが上書きされ消えてしまったのだ。私はプロジェクトの名前を『6』に変えた。

 21:00に解散し、その1時間後2つの音声データが再生できるようになっていないか確認をした。しかし再生できない。流石におかしいので私は音声データの情報を見てみることにした。

 音声データの容量は4KBしかなかった。本来ならばは60~90MBほどあるはずだ。私はバウンスが失敗していることを悟った。急いで『6』を開き2回目のデータが残っていることを確認した。私は再び『6』をバウンスした。この時バウンスの設定を一回全てリセットし、再度設定してからバウンスした。バウンスは今度こそ成功した。

 しかしあったのは2回目のデータだけだ。1回目のデータは上書き保存によって消えてしまていた。"編集"→"取り消す"をしようにもさっきプロジェクト名を『6』に変えてしまっていた。(プロジェクトの名前など外部からなんらかの変更を行った場合、プロジェクトの編集履歴は消えてしまう)この時のショックはすごかった。正直な話2回目より1回目の撮影の方が面白かったからだ。

 MacにはTimeMachineという機能がある。

support.apple.com

簡単に言えばある時間のMacの状態を自動で丸ごと保存してくれる機能。私はこれに頼るしかなかった。Time Machineがその日に保存していたのは13時頃,18時頃,19時頃,22時頃。希望は18時のバックアップに託された。しかし疑問があった。プロジェクトはデスクトップに保存してある。デスクトップは常にiCloud Driveに保存されており、随時更新されている。MacBook Proの状態を18時に戻したとしてもそのあとiCloudに保存されているデータに書き換えられてしまったら意味がない。

 結果は成功だった。デスクトップにあった『5』のプロジェクトの編集履歴から1回目のデータにたどり着くことができた。Time Machineによるバックアップの復元は一見状態を戻しているように感じる。しかし実際には昔の状態に更新しているのだからiCloudのデータも更新されるのだ。

 以上がTime Machineはすごいよという話。Macを持っているのにTime Machineを設定していないという人は今すぐやるべきだと思うよ。